認知症を伴うパーキンソン病で障害厚生年金1級（認定日は2級）の受給決定

成年後見人の司法書士様からのご依頼があった、元消防所勤務で6１歳男性の請求。55歳頃からパーキンソン病で体が不自由なのと、パーキンソン病からくる認知症を発症されておられたが、現在は本人からのヒアリングはできない状態であった。以前にケアマネージャーと年金事務所で相談していた履歴が残されていたこと、初診証明を取得済みであったことが分かり、請求へ。肢体と精神の診断書の併合認定により1級認定。精神科で肢体の診断書を書いてもらえないことがあるが、今回は快諾いただけたことが結果に結びついた。60歳から特別支給の退職共済年金の受給権が発生していたためまず請求。その後、認定日時点では2級認定のため、退職共済の障害者特例と障害年金の選択で額面は少なかったが非課税であること、年金生活者支援給付金が支給されることから障害年金を選択。事後重症は1級認定だったため、引き続き障害年金選択。